小田急3000形の側面LED表示器について

皆さん、こんにちは。

今回第二回は小田急の側面LED表示器について見ていきたいと思います。

側面の行先表示器には沢山の種類があります。
小田急の中で一番多いのは3000形で4種類もあります。
今回はその3000形の中でレアな行先表示器の話をしていきたいと思います。

先程紹介しましたが、3000形には4種類の側面行先表示器があります。

1:大型フルカラー

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3000形の中では10両固定編成に多くついています。

一部の編成は2・3号車しかない場所もあります。


2:小型フルカラー


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昔はなかったのですが、6両編成の更新時に見られるようになりました。

その代わりに小型の3色LEDを搭載している編成が少なくなりました。

6両編成のみ搭載しています。


3:大型3色LED


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3000形の中でも一番多い形です。

6両、8両、10両(2、3号車除く)全てで見れます。

これは一度は見たことがあると思います。


そして今回紹介するのは

4:小型3色LED


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あれ!?と思った方も多いのではないのでしょうか


そう、行先しか表示していません!

これ壊れているのでは?と思った人。そうではありません。これは通常通りの画像です。


では種別表示(左側のやつ)はどこに消えたのでしょうか?

答えはこうです。


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そうなんです!

行先と種別が交互に表示される仕組みになっています。


2018年の複々線完成に伴うダイヤ改正の前後で新しい表示方式になったのですが、この時から「各駅停車」などでは種別と行先を交互に表示になるようになりました。

(改正以前でも快速急行区間準急への充当時では交互表示を実施していたみたいですが)


今までは、ワイドドア車を中心に多くの数見られたのですが、近年フルカラーLEDに変更となり、現在も3色LEDで残っているのは3258Fのみとなりました。


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ただ、最近は新宿発着の運用に入ることが少なくなってしまいましたが、多摩線江ノ島線の各駅停車でも交互表示は見られますので、是非気にしてみてください。


ということで、今回は側面のLED表示器を取り上げました。

一度は見たことがある側面表示器。

こんなにバリエーションがあることは気づかなかったという人が多いはずです。


この記事を読んで、もう一度側面表示器を見て下さい。見方が変わってくるかもしれません。


では、また会う日まで。

ご覧いただきありがとうございました!